抗酒剤、服用中
抗酒剤という薬をご存知だろうか。
酒飲みの人なら、酒が嫌いになる薬がある、という話は聞いたことがあるだろう。飲めばたちどころに酒がやめられる薬を想像している人もいるかもしれない。
しかし、この薬を服用したからといって酒が飲みたくなくなるわけではない。飲みたい気持ちは服用後もまったく変わらない。私も毎朝服用しているが、焼き鳥屋の前を通るとつい足がとまったりする。
ただ、服用したあとで酒を飲むと、その効果がわかるらしい。らしい、と書いたのは、私自身まだそれを体験していないからだ。薬の効果がわかるのは酒を飲んでしまったとき、つまり断酒が失敗したときだけ。
なんだかスパイが自決用に奥歯に仕込んだ毒薬みたいなもので、本当に効くのか試してみたくなるけど、試してしまったら死んでしまうので試せない、というジレンマのようなものがある。
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専門的なしくみはわからない(病院の勉強会で教えてもらったはずなのだが、忘れてしまった)が、抗酒剤は体内で酒を分解する酵素などの働きを阻害し、その結果、飲酒すると猛烈な二日酔いに似た状態になる。顔は紅潮し、心臓はバクバク破裂寸前になり、、悪寒、はきけ、頭痛などに襲われる(らしい)。
抗酒剤の効き方には個人差があるらしく、作家の中島らもはほとんど効かなかったとエッセイで書いていた。
もちろんとても効いたという人も多く、たいていは懲りて 「もう酒は飲まない」 と誓うが、なかには 「もう抗酒剤は飲まない」 と誓ってしまう人もいるそうだ。
アルコール依存症を治療する病院では以前、抗酒剤の効き目を実感してもらうため、実際に院内で酒を飲ませていたことがあったという。入院中だから具合が悪くなっても安心だし、よい方法だと思うのだが、アルコール依存症の治療をする病院のなかで酒を飲ませるのはいかがなものかということになり、現在では行われていない。 ちょっと残念だ。
抗酒剤には粉末のノックビンと、液体のシアナマイドがあり、ノックビンの方が効き目が長く、やめても一週間くらいは効果が残るという。携帯にも便利なので、私はノックビンを飲んでいる。久里浜駅周辺の処方箋薬局には常備されているが、町の処方箋薬局に置いてあるかどうかは不明。あまりメジャーな薬でないことだけは確かだが、もちろん保険適用なので、けっして高価な薬ではない。
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効き方が強烈なだけに、抗酒剤の副作用を心配して服用をためらう人は多い。実際、肝硬変の人には処方しないのだから、肝臓には何らかの負担がかかるのかもしれない。医師によれば、体質的に合わない人は服用して二週間以内に発疹などの症状が出るのでわかるというし、服用中は定期的に血液検査をするようにも勧めている。
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私は抗酒剤を服用している。
アルコール依存症は病気であり、病気は医師を信頼し、必要ならば薬を飲んで治すものだと思うからだ。
癌や成人病などに関しては病院に言われるままの人が多いのに、アルコール依存症は意志の弱さの問題みたいに思われているところがある。まず、この認識を変えることだ。
私はカバンのなかにいつも抗酒剤を入れている。たまたま薬を飲み忘れた日に、どうしても宴席に出なければならなくなったとき、飲酒欲求に負けないための予防として。
でも、できれば一年後くらいには、抗酒剤を持っているだけで断酒が続けられるようになっていたい。
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はじめまして。高知に住むアルコール
依存症です。鬱状態も経験しました。
私の場合鬱がさきかアルコールが先か
はっきりわかりませんが、もともと
性格的に深く悩むタイプなんで。
私は33歳で高知のアルコール専門病院
である下司病院に3ヶ月入院しました。
半年ほど断酒は続きましたが、鬱状態
に陥り、下司病院に1年ほどの入退院
結局仕事はクビになり、苦しみましたが
トータル5年ほどでやっと人並みに
生活できる用には回復してます。
未だ通院中で、シアナマイドと抗鬱剤の
ルボックスを服用してます。
こんど詳しく書いてトラックバック
しますね
投稿: ケースケ | 2006年3月24日 (金) 22時22分
前略。
はじめまして。
エ―、記事というのかコメントというのか、或いはべつの正しい言い方があるのか、よくは存じませんが、とにかく、自分自身の事として、読ませていただきました。
私、現在、シアナマイドを、医師の処方によって、服用しています。確かに、朝、食後にアレを服むと、なんていうのか、飲酒に対して「あきらめがつく」、「踏ん切りがつく」というような気持になって、お酒を飲まずに済みます。(実は私、シアナマイドの効果が抜け切る前に、お酒を飲んでしまったことがあり、死にそうな思いをしたことがあるのです。) たしかに、噂通り、いや、それ以上の苦しみが、現出します。
症状(あくまでも私の場合ですが)としては、まず第一に、呼吸しにくくなります。なんとかして空気(酸素?)を体の中に取り入れようとして、深く深呼吸しても、全く、意味がありませんでした。第二には、心臓です。あたかも、自分の耳で聞き取れるんじゃないか、と思うぐらいの、頗る激しい鼓動です。さらには、手のひらの赤み、これも尋常ではなかったのです。
私が申し上げたいのは、シアナマイドとアルコールが同時に体内に存在すると、「死にそうになる(実際、亡くなった方もいるはず)」ということです。
ただ一つ、シアナマイドの欠点としては、この液体を
(ほとんど無味で、無臭です)服むか服まないかは、
私(あなた)の自由意思に、委ねられているという事です。事実、私は今朝、シアナマイドを服用せず、
この今現在は、焼酎を飲みながら、この文章を書いています。
私はさらに、鬱病で通院しています。鬱が先だったのか、それとも昔で言う「アル中(今はアルコール依存症)」の方が先だったのか定かではありませが、
とにかく、精神的に苦しんでいます。よく、自殺を、
考えます。
アル中と鬱は、いわば、双子のようなものです。これは、私の実体験から、ハッキリと断言できます。
アル中も鬱も、「意思が弱いから・甘えているから・
ダメな人間だから、etc.」と批判されがちですが、
そんな低レベルの問題ではないのです。
医師にしても、患者の本当の苦しみを100%、理解できるわけではありません。
ですから、残された手立てとしては、こういうサイトで
お互いの症状までも打ち明け、励ましあっていくしかないと思います。
また、コメントさせていただきます。以後、どうぞ、お見知りおき(?)を・・・。
酔っ払っているため、乱文です。お許しください。
不尽。
投稿: 正也(まさや) | 2009年7月 3日 (金) 03時18分
前略。
はじめまして。
エ―、記事というのかコメントというのか、或いはべつの正しい言い方があるのか、よくは存じませんが、とにかく、自分自身の事として、読ませていただきました。
私、現在、シアナマイドを、医師の処方によって、服用しています。確かに、朝、食後にアレを服むと、なんていうのか、飲酒に対して「あきらめがつく」、「踏ん切りがつく」というような気持になって、お酒を飲まずに済みます。(実は私、シアナマイドの効果が抜け切る前に、お酒を飲んでしまったことがあり、死にそうな思いをしたことがあるのです。) たしかに、噂通り、いや、それ以上の苦しみが、現出します。
症状(あくまでも私の場合ですが)としては、まず第一に、呼吸しにくくなります。なんとかして空気(酸素?)を体の中に取り入れようとして、深く深呼吸しても、全く、意味がありませんでした。第二には、心臓です。あたかも、自分の耳で聞き取れるんじゃないか、と思うぐらいの、頗る激しい鼓動です。さらには、手のひらの赤み、これも尋常ではなかったのです。
私が申し上げたいのは、シアナマイドとアルコールが同時に体内に存在すると、「死にそうになる(実際、亡くなった方もいるはず)」ということです。
ただ一つ、シアナマイドの欠点としては、この液体を
(ほとんど無味で、無臭です)服むか服まないかは、
私(あなた)の自由意思に、委ねられているという事です。事実、私は今朝、シアナマイドを服用せず、
この今現在は、焼酎を飲みながら、この文章を書いています。
私はさらに、鬱病で通院しています。鬱が先だったのか、それとも昔で言う「アル中(今はアルコール依存症)」の方が先だったのか定かではありませが、
とにかく、精神的に苦しんでいます。よく、自殺を、
考えます。
アル中と鬱は、いわば、双子のようなものです。これは、私の実体験から、ハッキリと断言できます。
アル中も鬱も、「意思が弱いから・甘えているから・
ダメな人間だから、etc.」と批判されがちですが、
そんな低レベルの問題ではないのです。
医師にしても、患者の本当の苦しみを100%、理解できるわけではありません。
ですから、残された手立てとしては、こういうサイトで
お互いの症状までも打ち明け、励ましあっていくしかないと思います。
また、コメントさせていただきます。以後、どうぞ、お見知りおき(?)を・・・。
酔っ払っているため、乱文です。お許しください。
不尽。
投稿: 正也(まさや) | 2009年7月 3日 (金) 03時23分
駄目だね。有名なアル中病院に入院して、プログラム受けて.、シアナマイド20ml飲んでも駄目ノックビン0.4g一日一回飲んでも駄目です。今も飲み続けAAや断酒会全く役「にたちません。
投稿: | 2009年11月 8日 (日) 04時06分