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2009年5月24日 (日)

アルコールと脳、脳と鬱病……

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 前回報告したように、さいわいぼくの場合は3年半の断酒で、アルコール性とされていた脳萎縮がある程度治っていることが判明した。

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 脳の萎縮とはどんな状態か? MRI検査で頭部の断面図を撮る。頭蓋骨の中に脳が納まっているのが見てわかる。 まず、この頭蓋骨と脳の間の隙間が、広がっている。それから、右脳と左脳の間や、脳の中にも空間ができている。 健常者の脳と比較すれば、素人でもたやすく見分けることができる。(もちろんお医者さんが指差して説明してくれたのだけど)。

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 これは、加齢とともに進むものではある。個人差はあるだろうが、80歳の脳と、20歳の脳を比べれば、80歳のほうが脳は縮んでいるものだ。 もちろん、だからといって老人が若者より脳機能が劣っているとは断言できないが、好んで老化を早めることもないだろう。アルコールによる脳萎縮とは、つまり、そういうことだ。ボケる可能性が高まる、ということだ。そうぼくは理解している。

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 ぼくは鬱病治療の過程で、アルコール依存症を指摘されたのだが、鬱病と脳萎縮には因果関係があったと思う。だから治っていると聞いたとき、素直に嬉しかったのだ。

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 ただ、鬱病はアルコールだけが原因だったかというと、そうではない。遺伝的要素とか、長年かけて形成されてきた性格とか、それにストレスとかが重なって、複合的に発病したのだと思う。 初期の鬱状態がまずあり、それらを発散させようと酒に走ったことが鬱病を悪化させた、という図式が正しい気がする。

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 だからぼくにとって断酒は、鬱状態に戻らないための必要最低条件であって、その他の精神的ケアもたぶん大切なのだ。周りの人に、ぼくが断酒を楽に続けているように見えるとしたら、それが一因かもしれない。断酒だけで安心していられる状況ではないのだ。

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 それにしても、鬱病への対抗策が「清く正しい食生活」とは!!

 ぼくの場合、いまのところ結論は、つまらないくらいシンプルである。

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