ホタル
ホタルを見た。
とは言っても、都心の某有名ホテル主催、バイキング夕食込みの「ホタル庭園鑑賞コース」で、だが。
梅雨明け前で、ちょっと湿気の多い曇りの夜。帰りのタクシーの運ちゃんによると、ホタルが飛ぶには一番いい条件だったそうだ。暑すぎても雨でもホタルは葉の裏に隠れてしまい、せっかくお金を払ってもほとんど見られない夜もあるという。
敬愛する養老孟司氏は、科学が万能なら虫の一匹でも作ってみろ、とよく言っている。ましてや光る虫である。存在自体が神秘だなあ、とつくづく思った。
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実はこのところ、ちょっと鬱傾向だ。 前回の鬱発病は主に仕事が原因だったが、今回は別の揉め事が発生源。 こういうことがあると、やはり自分は鬱気質だと認めざるを得ない。おそらく人によっては悩みもしないことに悩む。損な性格だ。
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ただ前回と違うところは、酒に逃げていないこと。ストレスで飲酒欲求がでてくるかと心配したが、そこは押さえ込んでいる。
最大の神秘は自分という存在である。これは、やはり敬愛する故池田晶子さんの言葉。ホタルより神秘的なのは自分、か。納得。
本当に、自分がこれからどう変わっていくのか、自分でもわからない。わからないが、同じ過ちは繰り返すまい、とは思っている。たぶん、いやきっと、今回は大丈夫だ。断酒経験はぼくに、少しの勇気を与えてくれたらしい。
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