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2018年3月16日 (金)

日本の自殺者数

ニュースで、日本の自殺者数がこの7年ほど連続して減少していると知った。

なんでも、2万1000人ちょっとだとか。

私が鬱に悩まされていたころ、今から十数年前はずっと年間3万人を大きく超え、社会問題にもなっていたのを思い出した。バブル崩壊という社会情勢の中で、世の中が生きにくくなっていた時期と重なったのだろう。

そうか、いまは3割以上減ったのか。それでもニュースは、先進国の中で日本の自殺者数は突出して多いとも伝えていた。たしかキリスト教では自殺を禁じていたのではなかったか。そんな宗教観も影響しているのかもしれない。

ともあれ。

世の中には、自殺を身近に感じる人と、そうでない人がいるようだ。

わたしは、どうも前者のようだ。鬱の時はもとより、今でもときどき自裁念慮とでも呼ぶような感情に襲われることがある。もちろんそれを感じたからと云って、すぐに具体的な行動に移るわけでもなく、だから還暦を過ぎてこうして生きているのだが。生命力という点では、やや薄いのかもしれない。

好きな吉田拓郎の初期の歌に「自殺の詩」というのがあった。たしか歌詞は「歩き疲れてしまいました……なにもかもに疲れて今日が来ました」というように、自裁念慮をさらりと表現していた。太宰や芥川の例を持ち出すまでもなく、そういった抑うつ気質が、ある種の文芸を生み出すのもまた事実なのかもしれない。だから、私は自分の性質を頭から否定するつもりはない。でも、面倒な性格だなあとは思う。

たぶん、東日本大震災という災害が、自殺者を3割減らした遠因としてあるかもしれない。

手元に具体的なデータはないが、戦争の時にも自殺者は減るのではないだろうか。

自分から望まなくても死がすぐ近くまで近づいているとき、人は生きる方へと向かうのだろう。だから、生きるためには、常に死を意識していた方がいい。メメントモリ。死を忘れるな。

最近、このブログは月一の更新がやっとだ。その良否はともかくとして、あと何回更新できるだろう。20年生きるとして240ヵ月。240回。あと240回の更新、か。多いのか少ないのか。でも、そう思うと、一回一回の更新をおろそかにできなくなる。

すべては同じこと。食事も、旅行も、読書も、スポーツも。そう、恋愛なんてのも、あと何回かは可能かもしれない。

そこに、生きることの滋味がある、ような気がする。

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コメント

私は、ビビりのクセに、死はかなり考えます。
依存症の時、泥酔やたら明朗になったり、酔いが醒め、やたら暗くなったりもしました。
現在、初老となり、健康が気になり出し、医療保険の見直しをしました。
一応の自問はします。何歳までの予定なの?
突然の病気発覚で、最期見えたら又、飲酒するの?と、、
こういう事を考えず飄々と「進みたい」とは本当に思うのですが、、、答えは風の中です。
私の断酒は3年と9カ月が経過しました。

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